骨盤ネジ締めエクササイズを始める事になったきっかけからお話します。

10歳の時の家庭訪問で、担任の先生から「女の子なのに太っていてかわいそう」と言われ、

はじめて私は周りの子よりも太っているんだと自覚しました。

そして太っているのは、かわいそうな事なんだ とという事も認識しました。

『私は痩せなければいけないんだ、とにかく痩せなければ！』

その出来事を境に、私は出口の見えない暗いトンネルの中に足を踏み入れました。
来る日も来る日も、食べたいものを我慢し、食べることに罪悪感を感じ我慢の限界で食べてしまえば自己嫌悪。
我慢と罪悪感と自己嫌悪の繰り返し。

四六時中食べ物のことが頭から離れなくて。
壮絶な我慢の甲斐があって、肥満からは脱却したけれど…。
細くもならなければ、誉められることもない。格好は悪いまま。

中学では陸上部で毎日汗を流したけれど、お腹が空いても思う存分食べたことはありません。
薬もサプリメントも、口に入れれば太ってしまうから頭が痛くても風邪を引いても薬なんて飲まない。
甘いものなんて食べない。飲むのはいつもお水だけ。

それなのに、このがっちりした体形はなに？
こんなに頑張ってるのになぜ？

「三日で痩せる！」「たったこれだけで痩せる！」「驚異の！…」

そんな魔法のような甘い言葉に飛びついても何も変わらない。

 

10歳で踏み入れた出口の見えない暗いトンネルは果てしなく続いていて、右も左も上も下も 戻る方向さえもわからず、途方に暮れてさ迷い歩くばかり。

 

私は、ダイエットをするために生まれてきたの？

 

5人の子供を産み育てながらも、長く続くトンネルから抜け出せずにいました。

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出産や加齢による体形の衰えを感じ始めた35歳の時、ふと鏡を見たら膝の上に贅肉が被さっている・・・

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私は今までに感じた事のないほどのショックで絶望の底に叩き付けられました。

他人に言われて始めたダイエットが、自分の意思で「体形を整え格好いい自分になりたい」と本気になりました。

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まず、筋肉の仕組み、動かし方を学び、痩せるのではなく引き締めるにはどうしたらいいか？

自分の経験した出産によるダメージや運動方法と照らし合わせ徹底的に自分の身体に向き合いました。

自分の身体で人体実験です。

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学べば学ぶほど、疑問が増える。実験を繰り返しながら無我夢中。

そして40歳という歳を迎えた時に、周囲から生まれて初めて
『ＹＵＫＡさんスタイルいいね！ＹＵＫＡさん格好いい！』
『５人産んだなんて信じられない！』
と言われるようになりました。

どうやったらそうなれるの？の言葉に応え、私の考案した名もないエクササイズを指導するようになりました。
気が付いたら、指導している生徒の体形も変わりはじめ、42歳で出場したボディコンテストで優勝。

レッスンへの参加者も増え、生徒さんの体形変化の実績も増えたことで、私はブログでこのエクササイズを綴る様になり、私のエクササイズに名前をつけ、ＤＶＤで紹介するようになりました。

ご縁あってムック本も出版し、ニーズに応えるため、日本での定期レッスンと後継者を育てる養成講習会を開催するようになりました。

私がレッスンを通してお伝えしているのは、

私が35年という長い時間を通して感じて、熟成させてきた

「YUKAの人生そのもの」です。